飲み薬と軟膏はどちらがいいの?
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痔になって真っ先に調べたのは薬ではありませんか?私もそうでした。
病院へ行くのは最終手段・・・まずは市販薬でどうにかならないかと調べる人は多いのではないでしょうか。
通販サイトなどで色々見てみると痔の薬って沢山でてきて迷ってしまいますよね?
そんな迷っている方に痔の薬の見方をお教えします。
痔の市販薬は2種類に分かれる
痔の市販薬は大まかに分けると「内服薬(飲み薬)」と「外用薬(軟膏)」しかありません。
内服薬
内服薬には漢方の「乙字湯」とその他生薬が配合されたものがあります。乙字湯と書かれているものは全て効能は同じです。乙字湯エキスの量と値段に違いがあるくらいです。
その他生薬が配合されたものは割高な傾向があります。
内服薬は粒タイプと錠剤タイプの2種類に分かれています。粒タイプは漢方臭が強いですが身体への吸収率が高くなっています。錠剤タイプは飲みやすいですが少し割高だったり乙字湯エキスが少ない傾向があります。
外用薬
外用薬は身体の表面に塗る軟膏で、「チューブタイプ」「注入タイプ」「座薬タイプ」に分かれます。
同じ成分で3タイプに分けて売られているので、通販ショップで一覧を表示すると非常に探しにくいかもしれません。
基本的にステロイド入り×3タイプ、ステロイド無し×3タイプの系6種類の外用薬を各メーカーが出しているので、その分商品が沢山あるように見えてしまいます。
外用薬を探すコツは「チューブタイプ」「注入タイプ」「座薬タイプ」のどれが必要なのかを決めて、ステロイドの有無を選択することです。
内服薬と外用薬は用途が違う
内服薬と外用薬は両方買うべきです。それには理由があります。
実はそれぞれの用途が異なっているんですね。特徴の違いは下記になります。
種類 | 用途 |
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内服薬 | 身体の中から痔を改善する。血行・便通・炎症を良くする |
外用薬 | 身体の外から痔を改善する。皮膚の蘇生・炎症・鎮痛・消毒効果があるが一時的。ステロイド入りだと効果も高い |
内服薬を日に2〜3回服用することで身体の中から痔の改善を行います。外用薬は排便後にメンテナンスとして塗ったり、急激に悪化した場合などに腫れを抑えるために使います。
簡単にまとめると、
内服薬は血行を良くして便通がよくなります。
外用薬は荒れた皮膚を治し、腫れに効きやすく、雑菌の繁殖を抑えます。