診察はどの医療機関へ行けばいいの?
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年齢と共に身体の不調が増えてきます。そのひとつに痔があります。
若い方もなりますが、排便で負荷がかかり歳をとるごとに痔になりやすくなっていきます。
痔のわかりやすい特徴としては血便や痔核と呼ばれるイボが肛門にできます。他に単純に肛門が切れる「きれ痔」や膿の道がお尻に開く「痔ろう」があります。
初めて血便が出たりイボができた時はとてもビックリするでしょう。特に血便は心臓に悪いです・・・。
座ったままの仕事が増え、運動不足ぎみな現代病とも言える痔。気づいてない人も含めると、今は3人に1人が痔とも言われるほど一般的になっています。
恥ずかしがる必要はないので、まずは医師に診察してもらいましょう。
お尻に違和感を感じたら肛門科へ
血便が出たり痔かな?と思った時は自己判断せず肛門科のある病院へ行って診察してもらってください。
女性の方で普段通っている産婦人科があればそこで相談してみるのも良いと思います。
実際に私は産婦人科にまず相談して肛門科を紹介してもらいました。大きなクリニックなら産婦人科と肛門科が入っている場合もあります。女性は出産時に痔になりやすいので産婦人科の先生は結構詳しいです。
診察する判断基準
肛門に違和感を感じたらすぐに病院で診察を受けたほうが良いです。
理由は、「高確率で悪化する」から。
肛門のトラブルは生活習慣や体質で起こりやすいため、肛門に違和感が出てくるということは、これからひどくなっていく合図だと思ってください。
「痔を患って20年!改善するまでの痔生活を紹介」で紹介していますが、私の場合は始めに血便がでました。その後数年は特に何もなく、急に痔核が出現し徐々にひどくなってしまったのです。初期の段階で診察を受けていれば大変な思いをしなかったのに・・・と今でも悔やんでいます。
下記に記載している事に覚えがある方は診察しましょう!
- 血便がでた
- 便が赤黒い
- 便を出してもずっと残った感じがする
- 肛門にイボのようなものがある
- 肛門から汁が出てくる
- 肛門が切れやすい
- 肛門が頻繁にかゆい
- 便秘が続く
- 下痢が続く
便秘・下痢が続く場合も診察
便秘・下痢が痔の原因に大きく影響します。
肛門科ではなく消化器科や内科などで診察や相談が可能です。お住まいの近くで便に関する相談が可能な病院で診察を受けましょう。
便秘の場合は、無理に力む回数が増えるので肛門に過剰な負荷がかかります。そして、硬い便が肛門を刺激して痔核ができたり、肛門を傷つけて血が出てしまいます。
きれ痔になってもすぐ治るからと甘い考えをしていると危険です。きれ痔が慢性化して後々大変なことになります。便が硬いままだと一向に症状は良くなりません。
下痢だと消化液が肛門にダメージを与えます。雑菌が増えて化膿するため最終的に痔ろうになる可能性も出てきます。慢性的な下痢だと痔が一向に回復しないので早期に治療を開始しましょう。
痔の予防としても便の改善は必須です。
最後に
あれ?と思ったらすぐに病院へ行ってください。ただのイボ痔ならまだ命に別状はありませんが、痔ろうや癌だった場合は放置すると大変な事になります。
自己判断せずに病院でプロに診てもらいましょう。