トイレの使い方で痔になる
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痔は主に生活習慣が悪いため肛門に負担がかかってしまうことで発症してしまいます。
生活習慣の中でも特にトイレの排便は肛門へ負担が高く、トイレの使い方を間違っていると痔になる確率が高くなります。
すでに痔の場合もトイレを正しく使うことで痔の改善につながるでしょう。
トイレで痔に悪い行為
- 力みすぎている
- 時間が長い
- 便意を我慢しない
- 便のふき残しがある
- ウンチが残っている感覚がある
力みすぎている
いぼ痔とは肛門内の血管がうっ血してできたコブです。力むことで血管が損傷し痔が発達していきます。
排便は極力力む回数を減らすことが重要です。できるかぎり1回の力みで排便を終わらせましょう。
時間が長い
実は洋式トイレの便座に座っているだけで肛門へダメージを受けています!長時間座り続けていると脱腸の危険性があるくらい肛門にとって悪影響です。
トイレ内で読書したり動画を見ている方はすぐに止めましょう。
長くても5分内に終わらせましょう。できれば1分くらいでササッと済ませるのが好ましいです。
便意を我慢しない
便意があるタイミングでトイレに行きましょう!
一度我慢してしまうと便意が収まり、排便に時間がかかってしまう事があります。そしてウンチの水分量が減ってしまい肛門にも悪影響です。
便のふき残しがある
便が肛門に残っていると細菌が繁殖してしまい痔が悪化します。
排便後はウォシュレットで洗ったり、手間ですがお風呂で軽くお尻を洗い流しましょう。
特に下痢の場合は通常のウンチより肛門へのダメージが大きいので注意して清潔にしましょう。
洗うのが難しい人は流せるウェットティッシュで拭くだけでも全然違います。赤ちゃん用の流せるおしりふきが安価に入手できます。
ウンチが残っている感覚がある
最後まで出しきれないと気分が悪いかもしれませんが、グッと我慢してトイレを終わらせてください。無理に出そうとすると肛門に余分なダメージを与えてしまいます。
どうしても我慢できない場合は1時間ほど空けて再チャレンジしましょう!
毎回残った感じがする場合は、すでに内痔核ができてしまっている場合があります。そのまま無理に出そうとすると内痔核が肛門内から出てきてしまうので注意しましょう。