ウォシュレット導入のススメ
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痔の主な原因はトイレにあります。便の調子を整え、快便にしたりトイレを短時間で済ませたりすることが大事ですが、ウンチの後に肛門を清潔にすることも非常に大事な要素です。
ウンチの後に肛門を清潔にするために最も簡単な方法はウォシュレットを使うことです。
ウォシュレットは清潔なのか?
ノズルに大量の菌が繁殖している・・・なんて話もありますが、ノズル内の水は水道局が除菌している水なので、水道水中に含まれる残留塩素で常に除菌されています。
ただし、不特定多数の人が使うウォシュレットだと感染症の事例があるようです。また、マンションなどの組み上げ式の水道の場合は貯蓄タンク内が清潔に保たれているのか不明瞭な点が多いので完全に除菌済みとは断言できません。(そこまで考えると普通のシャワーすらダメになってしまいますが・・・)
しかし、ご家庭内だけで使うウォシュレットはよほど不衛生に使っていない限り問題ありません。現在のウォシュレットはノズルから噴射された水流の弾きが跳ね返りにくくなっていますし、除菌してくれる機能がついているものもあります。
ウォシュレットでお尻を洗い、便の残りや膿を流して悪化を防ぐ
痔になると痔核や肛門から膿が出てくることがあります。これは気が付かないうちに垂れるので、いつの間にか下着が濡れている事があります。この膿が痔の嫌な点の一つでもありますよね。膿以外にも血が出ていることもありますよね。
ウンチの後だけでなく、定期的にお尻を洗えることができるのもウォシュレットの強みです。
ウォシュレットは直接肛門に当てずに10秒以内で済ませる
内痔核は痛覚が鈍く痛みを感じにくいためウォシュレットで直接洗ってしまう人もいると思います。しかし、痔核を刺激することは腫れの原因にもなるため、ウォシュレットは直接肛門に当てずに周囲を狙い、流れる水で肛門を洗い流すようにしましょう。
また、強さは最弱に設定し、長い間ウォシュレットを当て続けるのは刺激が強すぎるので10秒以内に終わるようにしましょう。
私は短く流した後に押さえるように拭き、再び短く流します。それを肛門がきれいになるまで繰り返しています。
ウォシュレットがない場合は携帯用ウォシュレットを活用しよう!
電源不要で後付で使えるウォシュレットがありますが、あれは水流調節が微妙だったり色々と不満が出てくるのでオススメできません。だいたいよくわからない中国メーカーだったりするので衛生的な配慮も低いです。
しかも、便器の上に乗せるので高さが微妙になることもあります。
そこでウォシュレットがない場合は携帯ウォシュレットを使いましょう!安価ですし衛生面でも安心して使えます。
オススメなのはTOTOから出ている携帯ウォシュレットになります。トイレといえばTOTOですよね。
大きさは厚みがあるスマホくらいでコンパクトなのでバッグに入れても場所をとりません。本体とノズルが伸びて結構な長さになるので楽に肛門へウォシュレットできます。電池式でそれほどパワーがないですが痔の人には水流は弱いほうが良いので不満なく使えると思います。
20秒ほどで水が無くなるので使えてもトイレ2回分ですが、中身は水なのでその場で補充可能です。
問題は狙ったところにウォシュレットを当てるのに慣れるには少し時間がかかります。初めて使うのが外だとちょっと大変なことになるかもしれません。
単三電池が1個で動くのですが1ヶ月は楽に持ちます。大体2ヶ月毎くらいに交換することになるので多少手間ですがコストパフォーマンスは高いです。